広島の新外国人・ジェイソン・プライディ外野手(32)=前アスレチックス=と、ブレイディン・ヘーゲンズ投手(26)=前レイズ傘下3A=が27日、関西空港着の航空機で来日した。

 プライディは昨季はメジャーで6試合の出場に終わったが、傘下の3Aナッシュビルでは127試合で打率3割1分、20本塁打、89打点、20盗塁の成績を残した。

 得点力不足打開の期待がかかる助っ人は、半袖姿で立派なあごひげをたくわえての来日で「日本の事は色々な人から聞いてきた。野球をやるのは同じ。米国でやっていたときと同じ気持ちでやりたい」と力を込めた。すでに広島でプレーするエルドレッドや、ジョンソンからアドバイスを受けてきたという。

 先発、中継ぎとマルチな期待がかかる右腕・ヘーゲンズは「すごく快適な旅だった。これから始まるシーズンを心待ちにしている」と長旅の疲れも見せず笑顔。昨年のクリスマスに婚約したフィアンセは3月に来日予定。新天地での活躍を弾みにゴールインを目指す。