「~異次元プレーを生む技術と哲学~」

「定位置に疑問を持つ」
菊池は高校時代は基本サード
大学時代はショート
を守っていた

カープに入って1年目に東出怪我をし、セカンドで出させてもらう事が増えた
そのころはカバーリングもきちんとわかっていなかったと言う

気持ちに余裕が出てきたのは3,4年目
ふと思った
『なんで、こんな前に守っているのかな?』
「正面に飛んできたセカンドゴロを普通に捕球したとき、打者はまだホームベースと1塁ベースのあいだの真ん中あたりを走っている」
『これなら、もう少し後ろで守っていてもアウトにできる。その分、ヒットゾーンを狭くすることが出来る。』
「セカンドを守るようになった中で、ポジショニングを変えるようになったのは、そんな単純な発想が始まりだった。」

当時の監督の野村謙二郎もコーチも自由にやらせたと言う

「積み重ねた経験が、ポジショニングの精度を上げる。」

マツダスタジアムは天然芝
人工芝の打球は球足が早い
走者の足の速さ
ピッチャーの投げる球種
いろいろな事を考えてポジショニングを変えていると言う

「他人は気にせず、昨日の自分を超える。」
『どんな選手を目指していますか?』
東京出身で小さい時は巨人を見て育った菊池は、
仁志敏久に憧れを抱いていた
入団して内野守備走塁コーチだった石井琢朗
それらを目指していたけれど、
3年目あたりから
『誰かを目指しているということはありません』
と返すようになった

捕殺の数は意識している
14年が535個
13年が528個
16年が525個
トップ3をすべて菊池が占めているのだが、
欲を言えばトップ10まで独占したいと言う

16年オフに球団本部長から、
『守備だけで、100打点以上の価値がある。」
と言ってもらった